【猪風来の描く 北のくらしと精霊たち展チラシ】 →PDF版を開く |
北海道アイヌモシリに暮らした20年、大自然の懐に抱かれて縄文の心を求め、縄文芸術の道を探求した日々を描いた猪風来の絵画展。真っ白な雪に覆われた極寒の冬、分厚い雪の下にある大地は生命をはらんでゆっくりと育み、雪解けの春を待って一気に放出する。 山野や川に生きる動物や虫たち、繁る草木は原生の息吹そのままに、豊かな生命を爆発させる。 そして巡る季節の森羅万象の中に現れる精霊たち。 あらゆる生き物たちと同じ目線をもつ縄文視座から描き出す 北のくらしの絵日記のような絵画です。 自然の恵みをいただきながら自給自足でくらしたその日々の中で生まれたゲンヤがいる風景、大自然の一部として生きる生きものや人、精霊たちが交歓するなつかしい風景が鮮やかに蘇る。 1990年から数年間に描かれた猪風来珠玉の作品たち。 どうぞご高覧ください。 |
そろそろヒグマの冬ごもり 海とゲンヤ