【猪風来の彩色縄文文様画『銀河・渦巻く夢の花』展チラシ】 →PDF版を開く |
渦巻き、反転し、連なってゆく文様。
壮大な宇宙の星雲から草木の巻いた若芽や花にいたるまで、渦は大自然の造形そのものであり、
縄文文様は自然によりそって生きる人の心から生まれた渦の芸術――縄文スピリットアートなのです。
「彩色縄文文様画」は、猪風来が夢にみた彩と縄文文様の生命のかたちを描いた絵画作品です。
猪風来は「縄文文様を現代に甦らせる」べく35年にわたり創作を続けてきました。
中でも本来立体的に躍動する縄文文様を、その力を失わずに「平面表現」にするのはとても難しい領域でした。
そしてこのたび、縄文造形の根幹である多視点・多時間・多次元表現を確立し、「彩色縄文文様画」として
発表することとなりました。
七色に輝く渦文様のすがすがしい精神の彩は、見る人を美しい縄文の心の世界へいざなうことでしょう。