【新作縄文法曽陶展 チラシ】 →PDF版を開く |
大地に渦巻くマグマのようなエネルギー、大地から生まれ来る生命の胎動が 緻密で重層的な文様になって表出する縄文造形。
大地そのもののような縄文造形が、古陶・法曽焼と出会い融合した「縄文法曽陶」。
法曽焼は2007年150年ぶりに猪風来と法曽焼同好会により復興され、以来地元の法曽粘土を用いて穴窯で焼き上げた作品は、この大地のもつ土味の重厚な深みと釉薬の技に、縄文造形のもつ文様美と躍動感が加わり新法曽焼となる。
タイトルにもなった村上原野作品「地より来て地に還るもの」は生死再生をテーマに縄文造形の究極の美と、生命と魂の輝き、鎮魂・再生への祈りに満ちあふれた渾身の力作。
今回は昨年法曽穴窯焼成した猪風来と村上原野の新作を中心に展示。
新しい芸術表現として人々を魅了する「縄文法曽陶」の世界をどうぞご高覧ください。
(猪風来美術館)