【土田哲也縄文土器展 ~縄文に魅せられて~チラシ】 →PDF版を開く |
いま世界から注目される“縄文の美”。
数万人にものぼる縄文野焼き体験者や、縄文をキーワードとした音楽や映像、デザインなど多岐にわたる縄文
芸術がさかんになっています。
そして今回、現代縄文芸術運動の最先端を担う当館で縄文造形を学ぶ教室生の中から、4年間の修行をへて
縄文土器作家が誕生しました。
縄文土器と対話しその美を修得した成果をどうぞご高覧ください。
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私の「縄文」との出会いは高校時代、帝釈峡の縄文遺跡と縄文土器に触れ、たとえようもない感動を覚えました。
山に行き粘土を探して見よう見まねで土器を作り焼いてみましたが見事に破裂……。
それから年月が流れ、猪風来美術館の作品を前にしてあの頃の感動がふつふつと蘇ってきました。
そして、あこがれだった縄文土器を作る喜び、自然と一体になって焼き上げる縄文の精神世界の素晴らしさを
感じました。
私の太古への興味はついに縄文の世界でゴールしたようです。
(土田哲也 1963年生 新見市哲西町出身・在住 縄文修行4年)